ホーチミン市からラン島まで

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※このときのレートは、1000バーツ=695千ドン=4070円=28USD程度です
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今回の航空会社はいつもどおりのベトジェットエア。私はベトナムに5年通い6年住んで22回入国しておきながら、ベトナム航空を一度も使ったことがなく、もっぱらLCCのベトジェットエアばかりを使っている。今回の運賃は預け荷物や座席指定のオプションなしで2人往復 9,494千ドン(≒412ドル)。つまりは一人片道100ドル。このくらいがホーチミン市↔バンコクの相場。
 


お金に関しては、タイはATM手数料も高く、ベトナムドンのほうが通貨としてタイバーツより弱いため、事前にある程度ホーチミン市の金行で両替済み。今回は695千ドン→1000バーツのレートで、ケチればなんとか足りるかな?程度の額である約8000バーツを用意した(全然足りなかった)。また手持ちのUSドルも70ドルほど持参。紙幣の顔、ラーマX世に変わっちゃってるんですね……。
 


往路のフライト予定時刻は 8:35~10:05.出発は40分、到着は20分ほど遅れ10:25にはスワンナプーム空港着。この空港を利用するのは実に11年ぶりである。ゲートからイミグレまでの距離はあったが、平日午前のイミグレはがらがらで、入国カードも廃止されていたため11時前には入国でき、11:30のパタヤ行きバスに乗れそうな時間に到着。が……
 

朝ほとんど食べておらずかなり空腹な上、妻が急遽コンビニで買わないといけないものが発生したため(察してください)このバスは見送り。まずは空港1Fの8番ゲート近くの、庶民価格でいろいろな料理が食べられる Magic Poing Food Courtで昼食を。食券はチャージカード式になっており、カウンターの職員に「そんろーん(200)」と伝えて1000バーツ札を出したところ問題なくカードを受け取れた。今回も数字くらいはタイ語で行けそう。
 


私はカオマンガイの蒸しと揚げのハーフ&ハーフ110バーツ(小盛りを頼んだが勝手に大盛りにされ、蒸し鶏は半分妻に食べられた)。
 


妻はヤムウンセン(春雨の和え物)を頼んだつもりが、飯屋のメニューの数字が重複しており、ソムタムプー(サワガニと青パパイヤのサラダ)になってしまいまった。このソムタムプーは日本人が食べるとかなりの確率で腹を壊してしまうらしいのだが、まぁベトナムにもある料理だし、味も良かったようで妻的には問題なし。
 


看板の左側にも1~9,右側にも1~4のメニューがある。見返してみると右の1~4は正しくは10~13? この ZEED ZAAD という店で右側のメニューを頼むときはご注意を。
 


食事を終えてパタヤゆきのバスチケット売り場(フードコートを出てすぐです)に行ってみると、12:30の便はなく次は13:00の便。まぁここまでは想定の範囲内。1人143バーツを支払い快適なエアコンバスに搭乗。妻のタイに関する感想は、空港及び空港周辺では「シンガポールみたいに発展している」。空港をちょっと離れると「ベトナムと変わらない」といった感じだった。
 


空港からパタヤまでは2時間弱と聞いていたが、パタヤ北バスターミナル周辺に着いたのが14時半、しかしパタヤ市内は結構な渋滞で、終点のジョムティエンバスターミナルに着いたのは15時だった。ここからラン島ゆきの船がでるバリハイ埠頭までソンテウ+徒歩で向かう。
 


一度逆向きのソンテウに乗ってしまい、20バーツ+5分くらいの損失発生。
 

乗り直した別のソンテウを Soi Marina で降りてから埠頭まで5分ほど歩いたが、バリハイ埠頭についてみれば、パタヤの中心部にあるターミナル21(デパート)からのソンテウがここまで来ているようであった。最初からパタヤ北か中央で降りて、そこからソンテウかタクシーで来たほうが早く着けるのではないかと思う。
 

さらに埠頭の先端の渡し船乗り場まで行ってみると(200mは歩きます)、事前調査では存在していた16時の便がなく、15:30の次は17:00となっていた。30バーツの渡し船を1時間以上待つか、交渉でひとり150バーツくらいらしい乗り合い高速船に乗るか迷ったが、結局はジュースなどを飲みつつ埠頭で渡し船を待つ。乗客は個人旅行の中国人、韓国人、中東系が多かった印象。
 


17:00の渡し船は40分ほどかけてラン島のナーバーン埠頭に。今回、オフシーズンだということもあり宿は予約していなかったのだが、埠頭から5分ほど歩いたところにあった、BaanVirog Kohlarn という海の見える宿に投宿。1泊1199バーツ+バイクレンタル250バーツと、結構なお値段。しかし空港で1時間、埠頭で1時間ロスして、宿到着が当初の想定より2時間も遅くなってしまった。本来なら初日の夕方も少しビーチで泳ぎたかったのだが。
 

チェックインしたら早速バイクで出発。宿のおばさんには「ゆっくり走ってね、事故には気をつけて」と言われ「俺はベトナムで毎日バイクに乗ってるんだよ。大丈夫大丈夫」とは答えたものの、タイはベトナムと違い左側通行。バイクも初めて乗る車種でハンドル操作に慣れず、後ろに乗る妻から「bên trái!!!! bên trái!!!(左側!左側!)と何度も叫ばれることに。

ラン島は思ったより田舎で、10年前のフーコック島よりずっと未発展な感じでした。
 


島の高台に夕日とタワエンビーチが見られるスポットがあり、そこでしばらく夕日鑑賞。タイとベトナムは時差はないが、パタヤはホーチミン市より6度ほど西なので、日没も30分は遅い。


タワエンビーチ周辺をバイクで冷やかしてから、埠頭付近に戻って夕食。港近くの無難そうなレストランでパッタイ、イカのガーリックソテー、牡蠣オムレツ。ビアシン大瓶をとイチゴスムージーつけて665バーツでした。

(続く)