Du lịch Việt Nam 2012/Aug/22 Part2 戦争関連Bảo tàngふたつ
この記事の前提条件は1日目パート1を参照ください。
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。
7日目(8月22日)その2 「戦争証跡博物館とホーチミン作戦博物館」
Bảo tàngは漢字で書けば「博館」のようなものか。つまり博物館である。
クチトンネル半日ツアーの帰路、終点のデタム通りでなく戦争証跡博物館でツアーバスを降りるオプションもあったので下車。
ここに来るのは二度目。前回は時間がなく見逃したものもあったためだ。前回は無料で入れた(係員に気づかれなかっただけかもしれない)が、今回は15,000ドンの入場料をとられた。驚いたのは、チケット売りのおばちゃんが会話ひとつ交わさずに「日本語パンフレット」を渡してきたこと。一目でどこの国の人かを見抜くスキルが身についてることに関心(まぁわたしも中国人韓国人日本人スペイン人フランス人オーストラリア人くらい見分けらるようになっていたのだが)。
さっき一緒にバスを降りた一人旅の白人女子がちらちらとこっちを見てくる……。声をかけていっしょに回ればよかった(笑
今回の見所は、前回見損ねた南ベトナム駐留軍の部隊章。
オーストラリア陸軍のカンガルーのとか
かの有名なアメリカ特殊部隊のものとかを見れて眼福。
いわさきちひろ風の絵画の飾ってある子供向けルームに入ろうとしたら土足禁止だったらしく注意を受ける。Xin lỗi とベトナム語で謝ったら係員がびっくりしていた。
その後、マレー人の女子3人組の写真を撮ってあげたりして
ひととおり見回ってから、場内の屋台で10,000ドンの水を買ってタクシーを捕まえ、こんどこそ「ホーチミン作戦博物館」へ。またタクシーがわかってくれなかったら困るので、近くのサイゴン動植物園で降ろしてもらいそこから歩く。タクシー代は38,000ドン。50,000ドンを出しておつりが10,000ドンしかなかったので文句をつけて残り2,000も受け取る。
動植物園のきっぷ売りが「こっちだこっちだ!」と手招きする中、レズアン通りを西に戻る。
ホーチミン作戦記念館は入場料10,000ドン。ここは社会主義プロパガンダアートの粋ともいえる作りではあるが、エアコンもないし、客も入ってないし、展示物もぼろぼろのまま。西側資本でりっぱな博物館になった「証跡博物館」が反戦の施設なら、ここは「民族統一の栄光」の施設だからしかたがないのかも。
受付のねえちゃんとにいちゃんも、パソコンでなにか一生懸命キーを叩いていた。内職なのか、遊んでるのか……。この博物館にそんなに仕事があるとは思えないし。
館内正面にはホーおじさんの胸像が。
館内の中央には1975年4月30日のサイゴン解放作戦の巨大ジオラマが。
ただし解説パネルのボタンを押すと該当部分のLEDが光るというギミックはまったく動作していなかった。
中二階部分には人民戦争勝利のようすを描いた多数のステンドグラス。
館の外には人民が立ち上がる群集像とレリーフ。
何年も修理されていないであろう米軍機の残骸が、見捨てられた庭園のように飾ってあった(もちろん原型を留めているものもあったのだが)。
あと数年でこのバオタンはなくなってしまうのかもしれない。
また近いうちに来なくては。