【レシピ】クスクス(とラタトゥイユ)を食べよう
ご飯の冷凍が切れた、パスタを茹でるのすら面倒、というときもたまにありますよね。そんな時でもさっと調理できてすぐに食べられるのがクスクスです。
あまり知らない人もいるようですが、クスクスは地中海世界、とくにアフリカ北岸で食べられているデュラムセモリナ粉を使った粒状のパスタ。肉料理・カレー・脂っこい煮込み料理との相性は抜群です。ワインを飲みたいときの食事にもよいかと思います。
パスタなのでカロリーは乾燥重量で22g=80kcalくらいです。グラムあたりの満足度はロングパスタより良好で70gも食べればお腹いっぱいです。GI値はやや高いようですが、野菜たっぷりのラタトゥイユと一緒に食べれば大丈夫かもしれません。
ラタトゥイユを作りすぎて冷凍するのはどうもという時、カレーをライス添えで食べるのに飽きたときにもよいですね。
今回はラタトゥイユと一緒に盛り付けて、焼いて冷凍保存してあった鶏肉のソテーと、ほうれん草のお浸しをトッピングしました。お好みでトルコ系民族料理のようにヨーグルトやレーズンを添えてもよいでしょう。
以下、ラタトゥイユとクスクスのレシピ。
・ラタトゥイユ
材料(5~6食ぶん)
ソーセージ:150g
たまねぎ:1個
パプリカ:1個
ズッキーニ:2本
なす:2本
ガルバンゾ(ひよこ豆):水煮を6号缶1個
にんにく:4片
トマト缶(ダイス):1.5~2缶
オリーブオイル:適量
白ワイン:適量
コンソメキューブ:1~2個
塩・こしょう・ハーブミックス:適量
1.にんにくはみじん切りか好きな方向にスライスします。ほかの野菜とソーセージはすべて2cm程度の賽の目に切ります。
2.お鍋を火にかけ、にんにくのみじん切りを低温のオリーブオイルで炒めます。
3.にんにくが少し色づいてきたら、切った野菜をすべて入れ、油がなじむように炒めます。油は適宜足してください。
4.野菜が多少しんなりしてきたらガルバンゾ、ソーセージ、トマト缶、ワインを加え(野菜からも水分は出ますが)、ふたをして弱火で二十分ほど煮込みます。
5.味を見ながらコンソメキューブ、塩、こしょう、ハーブミックスで味を整えます。手軽にリーペリンなどのソースを加えてもいいです。
●アレンジ
たくさん作って味に飽きてきたらガラムマサラ、カレー粉、挽いたクミンシードを油で炒めたものを加えて煮なおせばスパイシーになります。
冷凍するとあまりおいしくないので、なるべく冷蔵保存で、4日くらいで食べきりましょう。
・クスクス
材料(1食ぶん)
クスクス:70g
バター:8g程度
バターが嫌ならオリーブオイル:小さじ2くらい?
熱湯:80g~90g
※ 今回はTrevijanoの地中海風クスクスを使いました。ちょっと高いですが、ナッツ・香辛料・乾燥野菜などが配合してあり大変おいしいです。もちろん、普通のプレーンなクスクスでも構いません。
1.レンジ可の密閉容器にクスクスを70g量ります。
2.沸騰したお湯を加え、容器にふたをし3分ほど待ちます。このとき、はかりかにかけたまますると分量調節が楽ちんです。この間にソースやトッピングを温めておきましょう。
3.電子レンジ500wで1分ほど加熱します。こんなふうになります。
4.熱々のうちにバターをのせたフォークでかき混ぜ、ほぐしながらバターを溶かし込みます。バターはケチらず多めに使いましょう。
5.バターが溶けたら皿に盛り付けソースとトッピングを添えます。