クラチエでのんびり

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※この時の通貨のレートはおおよそ1000リエル=28.5円でした。
※地図と旅程はこちらを参照。


ホテルの裏手はメコンに面していた

昨晩は遅くまで大雨だったのでずいぶん涼しい。午前中はホテルの部屋でブログを書いたりして過ごす。


ホテルの部屋はすべて花の名前がつけられていた。Chompeyはいわゆる「プルメリア」のことのようだ。


昼前にようやく部屋を出て周辺をぶらぶらしてみる。ホテルのすぐそばに大きな市場があったので、ベトナムで言う bánh khoai mìと豆乳を買い食いしながらあちこち見て歩く。カンボジア東部の都市部の食文化はずいぶんベトナム南部と共通している。bánh khoai mìはキャッサバと練乳を使った大判焼き状のパンケーキのようなもので、ここでは1個500リエル(14円ほど)だった。クメール語でなんというのかは、よくわからなかった。

よく「カンボジアの通過はUSドルで、リエルは補助通貨だ」という人がいるが、田舎に行くとそうでもない。USドルを使うのは大きな買い物をするときくらいのようで、やはり基本はリエルである。


プラホック(塩辛)を売っている。ベトナムやタイでは、こういった塩辛をさらに発酵させ、圧搾して魚醤のヌクマムやナンプラーを作るが、カンボジアでは塩辛をそのまま調味料にすることが多いようである。


タニシのたぐいもベトナムと同様によく食べるようだ。


雑貨屋で石鹸とシャンプーを買う。シャンプーは使い切りサイズ12連で2000リエル。このあたりの物価もベトナムと変わらない。


昼食にバイーサイチュルーク(បាយសាច់ជ្រូក:豚肉ごはん)を食べる。4000リエル。


市場の賑やかさ、バイクの多さはベトナムと変わらない。


ホテルの向かいにベトナム系と思しきカフェがあったので女給さんにあれこれ話しかけてみるが、ここではベトナム語ができる人間などめずらしくもないようだった。bánh khoai mìを持ち込んで、アイスミルクコーヒー3000リエルを飲みながらゆっくり休憩。


午後は川沿いをすこしだけ散歩。


川沿いでネェム(発酵ソーセージ)を売っていたので買って帰ってビールのつまみにする。夕方からはまたもや大雨と停電のラッシュ。外に食事に行く気もなくし、夕食は昨日同様にホテルで。チャーハン10,000リエル。ビール大瓶も同じ値段だった。