Geylang, red-lined district/赤線地帯ゲイラン
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投降日時を旅行当日に合せています。
まだ小雨がぱらつくなか、政府公認赤線地帯であるゲイランの「Hotel81 Gaylan」へ。けしてそういう目的ではないが、ここでないと安いホテルがないのだ。ホットシャワーエアコンWIFI窓付きTVつきで5426円(インターネット予約。約59ドルか)。シンガポールはホテル税7%とサービス税10%がきつい。
レセプションスタッフにチェックイン時間を尋ねたところ……。え? 14時だって? 俺の間違い? しまったなぁ。
とりあえず大荷物だけ預けて近くの Lim Beng Coffee Houseへ。腐った魚と香草の臭い、ダルな中華民謡の流れるラジオ、客用のテーブルで世間話をしながら食材の下ごしらえをするオバチャンたち。ああ、清潔なシンガポールよ! ここはただのアジアだ! アイスコピ1ドル30セン。
ここがゲイランという国であってシンガポールではないのか? いや、ここが赤線地帯だということを差し引いても、日本で喧伝されている「清潔なシンガポール」というのは空港とマリーナベイ周辺だけの話なのだろう。後にそれを改めて実感することになる。
まだ小雨もぱらつく中、やることもないので(疲れてもいるので)、アルジュニード駅に向かい、Ezlinkカードを12ドルで購入。日本のスイカみたいなものだ。
時間を潰すために西へ行き、東へ行き、結局ラッフルズ・キーで下車。すごい人だし、街もきれいだ。銀座みたいだ。地下街のスタンドで勧められるままマンゴシェイクと大判焼き(シンガポールにもあるんです)3ドル80セン。ポイントカード貰ってしまったが使わないって……。飲みながら街を歩いてみるが疲れてるので早々にギブアップ。アルジュニードに戻り、ホテルまでの道すがら恐ろしく不潔なセブンイレブン-店頭は軽食屋台風になっていた-でミネラルウォータとペプシを6ドル。16時前にようやくホテルにチェックインし20時までひと眠り。