南の半島の絶景ビーチへ
※この記事は旅行から帰った後に書いています。当日のレートはおおよそ1米ドル=22.3千ドン=108円でした。
※地図とこの旅行のインデックスはこちらを参照。
さて、今日と明日のあと2日も周辺を楽しむぞ……と思っていたがここで勘違いに気づいた。12日のサイゴンへのフライトはニャチャンからなのだが、googlemapでニャチャン市内に見える空港は軍のもので、民間機はニャチャンの南、カムラン市のカムラン国際空港からなのだった。いろいろ計算してみると、12日昼のフライトに間に合わせるにはここダイランを朝6時くらいに出ないと危険である。つまりはニャチャンに前泊すべきである。うーん、ここでの宿泊は今日が最後か。
朝ご飯はひさしぶりにバインミー・オップラ(目玉焼きのバインミー)。
今日はダイランから南の半島へ向かってみる。ダイランの南にある小さな峠を超えて後ろを振り返ると……、あ、ダイランの海も結構きれいじゃん。うーん、時間があったら帰りに寄ろうかな?
半島の入口は「ニンマー集落」となっておりゲートが設置されていた。ゲートに書かれた標語は、đoàn kết đoàn kết đại đoàn kết, thành công thành công đại thàng công(団結、団結、大団結。成功、成功、大成功)。もうちょっとひねってほしい。
半島の砂嘴部分を走る道路はなかなかしっかり整備されていた。カーブを曲がった先に海が見える。
ありました! 透明度の高い白浜のビーチ! 海の家にバイクを停めて、早速泳ぎに向かいます。
とにかく透明度高い! 遠浅! ほぼ貸し切り! ナムユー群島の Mấu島よりいいかも! 沖に停められている漁船まで泳いでいってもなんとか足がつくくらい遠浅です。泳いで、飯を食べて、また泳いで、昼寝して……とたっぷり楽しめました。
風は結構強いし、外洋に面した浜なんだけど、透明度は非常に高い。なぜなんだろう?
さらに半島の南へと進む。このあたりは Đầm Môn と呼ばれる地区のよう。市場の手動ガソリン売りから2リットル購入。
半島の中央部の砂丘を超えた向こうに bãi Na というビーチがあり、衛星写真で見る限りは非常に美しそうだったのだが、近くの人に「どう行けばいいか」と訪ねても「歩くしかない」といわれてしまったので断念。バイクを置いて砂丘を1kmも歩くわけには行かない。前述の通り、その砂丘の向こうにベトナム本土最東端があったのだが……。
ヴァンタイン小中学校という小さな学校があって、門前が下校する子どもたちに向けたおやつ市場のようになっていた。
小学校の女の子のものと思われる、誕生日会への招待状を発見。うーん、かわゆい。
日も暮れてきたのでダイラン方面に戻る。Vĩnh Yênという集落では、どうみても観光ビーチっぽい風景のなかに普通の民家があったりして興味深かった。この子は自宅の庭が砂浜なんだなあ。
これは伊勢海老ではなくゴシキエビというそうです。見かけは豪華でも大して美味しくないとか。
たらい舟を器用に漕ぐ男がいた。
なんでベトナムのビーチって、西遊記ご一行の像があるんですかねえ? 砂漠のイメージから?
ふと見かけた寺に立ち寄る。この娘さんは若くして亡くなってしまったようだ。可哀想に。
夜はブンボーフエと、昨日同様にホックッロンをいただく。宿の斜向かいでお葬式が行われており、参列者に話を聞いてみると、まだ57歳なのに心臓病で亡くなったとのことだった。合掌。