Du lịch Việt Nam 2012/Aug/23 Part3 出国:タンソンニャット空港

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この記事の前提条件は1日目パート1を参照ください。
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。


7日目(8月23日)その3 出国:タンソンニャット空港

 
ベンタイン市場近くを出たタクシーはグエンバンチョイ通りを進み、20分程度でタンソンニャット空港の出発フロアへ。メーターは130.9のところ200,000ドン札をわたし、お釣りは60,000ドン。(次の客から巻き上げる)入港税は10,000ドンのはずなので、たった900ドンとはいえおまけしてくれたようだ。

フライトは17時45分なのだが、16時前についてしまったのでスターカフェで最後のココナッツジュースを飲む。30,000ドン。さすがに市価の2~3倍する。

 

だんだんと雲行きが悪くなってきた。もうすぐこの国ともお別れだ。

 
 

昼食をご一緒したおば様の言葉を噛み締める。

 
「旅に正解はないからね」

 
人生とは旅のようなものだ。つまり人生にも正解はないはずだ。

 
 
日本でよく聞く言葉を思い浮かべる。

 
「若者には無限の可能性がある」

 
 
数学の概念について思いを馳せれば……。
「無限からは何を引いても無限である」

 
 
三段論法ではあるが、つまり、
「誰にでも、死の直前まで無限の可能性があるし、その生き方に正解などない!」

 
 

この一週間の自分を思い出すとちょっと恥ずかしくなる。
ベトナム語も上手く喋れないし、体も大きくて鈍い自分が恥ずかしくなってきた。
そういえば、フィンランドの日本愛好家の友達が日本に来るたびに「まぁ僕はバカガイジンだからね」と自嘲していたことを思い出した。

 
ああ、俺もここではバカガイジンだ。Tôi la nước ngoài ngốc….

 
 
ここしばらくの生活保護バッシングだとかを絡め、日本人の排外主義に思いを馳せる。

 
日本人は恐ろしく「嫉妬深い」。
ちょっと差をつけられたときに「It’s no fair!」だとか「you’re foxy!」だとかいうような欧米人はいないだろう。
でも日本人はすぐに「ずるい!」と叫ぶ。

 
日本人の思考の基礎には、「あいつだけいい目を見やがって」がある。

 
「あなたみたいにフランクで人懐っこい人、確かに日本の会社では上司に嫌われるわね」と言われた事を思い出す。

 
搭乗カウンターに向かおうとした頃に、ついに激しい豪雨と雷が訪れる。

 
すべて洗い流してしまえ。