カンピまでカワイルカを見に行く
2017年6月7日
2020年10月2日
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※この時の通貨のレートはおおよそ1000リエル=28.5円でした。
※地図と旅程はこちらを参照。
※地図と旅程はこちらを参照。
今日も朝はのんびりと朝寝坊。9時過ぎにようやく部屋を出て、ホテルの親父にバイクを借りる。1日6ドルとのこと。今日はこのあたりの見どころのひとつであるカワイルカを見れる場所まで行こうと思う。
昨日とおなじく市場でブランチをとる。今日はベトナムで言うところの bún xào(ビーフン炒め)3000リエル。昨日同様に1000リエルの豆乳もつけてもらう。
市場近くの公園で女の子が象の像によじ登っていたので思わず写真を撮る。
ガイドブック・LonelyPlanetによると、ここクラチエから15kmほど北上したカンピという街にカワイルカ(淡水イルカ、イラワジイルカ)観察の船を出す所があるという。メコン川沿いのあまり整備されていない道を20分ほどかけて移動する。
道沿いには選挙看板がいくつも立っていた。そういえば昨日市場で親指を真っ黒に染めた人々が目立ったのだが、あれは投票済みの印なのだそうだ。
カンピの街のあたりは多くの中洲があり、メコン川が大きく膨れている。川の縁にはいわゆる川床のような建物がたくさん並んでおり、地元民のレジャースポットとなっているようだった。家族で食事をして川涼みを楽しむのだろう。私も少し休憩してアイスコーヒーを頼むと、カチカチに凍ったペットボトル入りの自家製のものが出てきた。
観光ガイド所はすぐ見つかった。舟1隻90分貸し切りで9ドルとのことで思ったほどは高くない。さっそく出してもらう。
まずは川の中ほどまで、エンジンを使ってかなりの速度で進む。そのあとはカワイルカを刺激しないように動力を櫂に切り替える。しばらくその場にとどまっていると、船頭さんが「あっちだ!」と指を指す。
ぱっと見で5,6頭はいるだろうか。3頭くらいがペアになってジャンプを繰り返しているようである。
舟のこんな近くにまで寄ってくるのを見ることができた。これはかなりの僥倖ではないだろうか。
このあたりは自然保護区なのだが、漁業をする人もいるようだった。