2020年5月・北部放浪

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※このときのレートは、1ドル=23千ドン程度です
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COVID-19の影響と、勤め先の社屋改装で1週間ほど休暇になったので、これを期にまだ行っていないベトナム北部に一人でふらっと旅行に出かけることにする。月曜は役所に野暮用があったので出発は火曜の早朝。日曜は妻の実家に行かなければならなかったので土曜の朝に帰ろうかと思っていたが、妻が長期の留守を嫌がるので金曜夜帰宅を約束することになり、一週間休みなのに、結局3泊4日の小旅行となってしまった。

ベトナム北部には、まだ行ったことのない省・市が計8つある。今回の予定としては、まず Hải Phòng(ハイフォン市)に空路で到着し、それから未踏のHưng Yên (フンイエン)を経由してハノイに向かい、その後、中国国境のあるLạng Sơn(ランソン)にいくか、西北部の未踏省のどこかに行くかと考えていた。しかしランソンには洞窟くらいしか見どころはないようだし、ほかの未踏省とからめることも難しそうだ。調べてみるとYên Bái(イェンバイ)省の奥の方には美しい棚田や湖があるというので、そちらに向かうことにした。当初の大まかな予定は以下であった。

1日目:空路でハイフォン→ハイフォン泊
2日目:鉄道でハイズオン→バスでフンイエン→フンイエン泊
3日目:バスでハノイ→バスでイエンバイ省ギアロー→Nghĩa Lộ(ギアロー)市社泊
4日目:夜までにハノイ着→空路でホーチミン市に帰宅

(続く)