発酵式CO2添加を科学的に考える③
2024年3月22日
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前回の続きです。
第2回
砂糖……130g
水……750cc
以上の配合の砂糖水を、500ccペットボトル2本に分け、各々にイースト菌0.5gを添加。2024年3月16日午前10時より添加開始。
また今回よりCO2ディフューザーを、アクリルのU字管にメラミンスポンジを詰めたものに変更しています。なかなか細かい泡がでてよさげです。
結果
3月22日の朝(6日間弱)で試薬が青に戻ってしまい、ディフューザーからの気泡もほぼ目視不能レベルになってしまっていました。
1週間持ちませんでしたね。高圧が必要なディフューザーに切り替えたこと、ここ数日ベトナム南部は異常な暑さが続いていることなどが影響していると思います。発酵ボトルのコックを開放してみると、「プシュッ」とまだ若干圧力が残ってはいるものの、ディフューザーを突破できるほどではないようです。というわけでもう少し砂糖の量を増やしてみます。実際のところ砂糖がまだ残っていても、発酵の「勢い」が落ちてしまっては意味がないわけです。まずは「ある程度の勢いの発酵が10日くらいは続く」ようにしてみます。
今後の指針としては、1週間~10日つづくだけの砂糖量を確定させ、その後になんらかの減速材を使って、なんとか「2週間弱」まで伸ばせないか実験していこうと思います。
なお、発酵量の計算を以下に公開しました (google スプレッドシート)。黄色のセルに砂糖と水の量を入れるとあれこれ計算結果が出てきます。次はエタノール濃度12%相当まで試してみますかねえ。