Du lịch Việt Nam 2012/Aug/21 Part4 サイゴンへの帰路、チョロン、ビテクスコフィナンシャルタワー、おこわ

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この記事の前提条件は1日目パート1を参照ください。


6日目(8月21日)その5 サイゴンへの帰路、チョロン、ビテクスコフィナンシャルタワー、タクシー!!

 
12:30すぎにツアーバスはホテル前からサイゴンへの帰路に。ヒュー氏はほんとうにカントーに住んでいるようで、ここから先は別のガイドが付き添う。サイゴンには17:00着予定。途中、隣のインドネシア人のガキがやたらとオヤツを「食え食え」と薦めてくるので、薦められるままに食べる。いや、ポテトチップスとか現地物価で考えるとそこそこ高い食べ物なんだけどなー。行きはずっと退屈そうにPSPで遊んでたガキも、帰りは車窓風景に興味深々の様子。

15:00ごろにトイレ休憩で国道沿いのレストハウスに。値段は忘れたがアイスクリームを食べてミネラルウォータを補給。今回はGPSを持ってきていたので、この機会にと、一緒に行動していたオーストラリア女子2人組とイギリス人男女ペアに名刺を渡し、「データがちゃんと取れてたらGPSのログ渡せるので、よかったらこのFacebookアドレスに連絡してねー」と伝える。いやまじで日本語ツアーじゃなくて英語ツアーに参加してよかったなぁ。

バスは合計4時間ほどかけてサイゴンに。地図と街の看板を見比べると、ホーチミン市8区からホーチミン市5区(チョロン:中華街)へと向かっている模様。ガイド氏に「これはチャンフンダオ通り?」と聞くとそうだとのこと。チョロンは噂に違わずすごい人ごみ、というかバイクゴミ。日本人に分かりやすく言えば、金曜の18時ごろの渋谷駅前スクランブル交差点の人間がみんなバイクになったようなレベルにふた周りくらい輪をかけた混雑。

 

これは、「今日はチョロン、年に1回の特別なお祭りネー」というインチキガイドに観光客が騙されるはずである。俺が当事者だったとしても、この賑わいなら騙される自信がある。

バスは17時前にデタムのTNK前へ。未練がないようにさっとバスを降り、すぐにビナサンタクシーを拾ってこの春に開業したばかりのビテクスコ・フィナンシャルタワーへ。

ここで、ついに本格的なお釣のごまかしにあう(笑)

いやね、ビナサンタクシーのメーターが34.1(=34,100ドン)だったんですよ。だもんで50,000ドン札と、細かいお札をかき集めて4,500ドン用意して、「リトルを4.5ね、ビッグを50ね、だから20返してね」と言ったのだが、運転手がとった行動は……。

「4.5とかいいよいいよ、30な」と言って、50,000ドン札を財布に仕舞い、端数の 4,500ドンに 20,000ドン札を足して返すフリをして、実は20,000ドン札は、私にわたす瞬間にうまく引き抜いたらしい……。タクシー降りてから「うんうん、話の通じる運転手であるなぁ」と思いながらお札数えたら肝心の20,000ドン札が入ってないんだもん。ビナサンのチャウ氏!(カーナンバは隠しておいてやる)、よくもやりおったなぁ……。

気を取り直してビテクスコ・フィナンシャルタワーの展望台へ。200,000ドンという高額紙幣を払い、パンフレットをもらってエレベーターガールに案内され展望台へ。

 

WIFIが欲しかったので、展望台の上のフロア(螺旋階段でつながっている)にあるレストランのアクセスポイントを表示させ、おみやげ物売り子のおねえさんにパスワードを聞いてみるとあっさりに教えてくれた。

 

さすがにドンコイ日本人地区の観光名所だけあって、日本人がいっぱい。とはいえ家族連れやカップルばかりで疎外感……。あいにくの曇天で日没も見れなかったのだけど、夜景になるまで待ってから退館。

その後、TNKドンコイオフィスに行き、美少女社員Oさんに明日のクチトンネルツアー(英語)を申し込む。どうもドンコイオフィスは日本人向けオンリーで商売をしているらしく、デタムの英語オフィスの返事待ちで30分ほどかかる。適当にOさんと世間話をしたり、やってくる日本人観光客とだべりながら予約。147,000ドン。

その後ドンコイでビナサンタクシーを拾い、ブイチスアンのホテルへ。しばらくして「ここだ」と停車したのは……。

初日に騙されて降ろされたブイビエンじゃねーか!!

さすがに温厚な私もブチキレて「ここブイビエンじゃねーかよ! おれが行きたいのはブイチスアン!!!」と怒鳴り、「再発進! このまままっすぐ!」「この先突き当りを右な!」「ラウンドアバウトまっすぐ行けよ!」とナビをすると、すなおにコープマートを右にまがりブイチスアンに入る。もしかして、わかってやってんのかこいつら……。流行の詐欺なのかようぅ……。

ホテルまでいくのはムカつくので、ブイチスアンの入り口で降りる。44,500ドン。45,000ドン渡してお釣は取らず。

明日も7時半にはデタムについていたいので、夕食もさっと済ませようと che xoi bui thi xuanへ2度目の来店。バンフラン(氷掛け濃厚プリン)7,000ドン、ココナツジュース15,000ドン、ソーセージ乗せおこわ16,000ドン、合計38,000ドン。この店は安価なわりにきちんとレシートを出す優良店です。

 

 

 

前回は向かいに座った地元女子グループに奢られたのだけど、今回相席したのは、日本の大学にいって修士まで出て、いまはこっちで働いているというベト人の男性(彼女連れ)。最初、あまりに流暢な日本語と仕草から日本人としか思えなかったのだが、ベト人(キン族)だとのこと。ベトナムの食事は日本人にすごく合ってるし、まぁ今プーならベトナムで働くの考えてもいいんじゃない、みたいに気楽に言ってもらえてすごく嬉しかった。

ブイチスアンをとぼとぼ歩くとなんだか淋しい感じが沸き起こってきたので、帰りにサークルKに寄ってひさしぶりにヨーロピアンフードを買い求める。赤ワインは1/4ボトルで 105,000ドン(≒390円)、ペリエが330mlで38,000ドン(≒141円)、ポテトチップス24,000ドン(≒89円)。ああ、ワインなんかは真面目に「日本のコンビニで買うより」高いんだなぁ。実はサークルKにはハーゲンダッツもあったのだが、150,000ドンだったか、200,000ドンだったか、ワインよりも高いレベルだったので買わず。これじゃ日本の倍額近い。店員の女の子が英語を喋れたので、「ヨーロッパの食べ物高いねー」などと世間話。

その後、ホテルであのような恐ろしいことが起こるとは、まったく思わなかったのです……。

どんな高級ホテルでもドアノブはいつか壊れる。なぜ今夜壊れるのか、なぜ風呂に入った瞬間に壊れるのか。耐用年数というロシアンルーレットが今宵、いたずらな火を噴く。次回「サイゴン解放作戦」(仮)。深夜のホテルに Heeeeeelp meeeeeee! が響き渡る。

 

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