クチン日曜市場
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。 1リンギは30円程度でした。
昨晩はテレビでムスリム版青年の主張、みたいな論文コンテスト番組をみながら12時ごろ就寝。ラマダンの間だからこういうのやってるのかな?
朝は6時前に起きてシャワー。髪を乾かす間ちょっとバルコニーで朝日を浴びたり。
ホテルの中庭。オシャレだな。
せっかく朝食つきのホテルなので、1Fのドミトリー食堂で朝食。ごくごく簡素にセルフサービスのトーストとインスタントコーヒーだけでした。どこかでフルーツ買ってくればいいかもね。
昨日のドイツ娘とそのパパが来たので一緒に食事。パパは東ドイツ育ちの62歳だそうで、英語教育を受けていないから語彙が少なくて済まないね、みたいな事を言っていたのだけれど、私なんかよりはずっと会話は流暢。くやしいなぁ。まぁゲルマン語ネイティブにとっては英語はそう難しくないんだろうけど。1989年は大変動の年でしたね、などと世間話。
ホテルを8時前に出て昨夜と同じように西へ。途中食料品のちいさな市が出ていた。魚の値段がこんなものか。ムスリム国でお酒は高いから、昨日の海鮮料理22リンギはまぁ妥当な額だったのかな。
生唐辛子ひと山を1リンギで購入。これからの食事に色を添えてくれそう。
オープンエアフードコート近くでタクシーを捕まえる。ジャラン・サトークのサンデーマーケットまでというと20リンギ。安くならないかと聞くがダメ。周りのほかの運転手も20リンギよりまからないという。どのくらい離れているかわからないし、あまり時間をかけていては市場が閉まってしまうので言い値の20で乗車。しばし車を走らせると……。
え? こんなに近く? すぐじゃん! これで20リンギはないでしょ! というわけで運転手に、往復料金ではないの? だとか、じゃあここで待ってて貰って帰りも乗るから安くならない? だとか交渉してみたけどダメ。市場のタクシー運転手とも話してみたけど20が定価らしい……。うーん、たった4kmかそこらで600円かぁ……。納得いかないけど仕方ない。
市場は建物の中と露天とに分かれており、屋内は肉や魚などの衛生に気を使うもの、屋外は果物や野菜などの比較的気にならないものに分かれている模様。食料品はなんでもここで手に入りそうな感じ。
にわとり
唐辛子やライムなど
ホムデン(赤たまねぎ)かな?
赤貝。東南アジアでは殻つきで焼いたり炒めたりして食べる。
サラワク州らしく生胡椒。カンボジアなんかではこのまま炒めて食べるのよね。
果物各種
ばなな
ねこ(非売品)
結局買ったものは、ジャングルナッツと呼ばれていた謎の豆(まずかったので結局捨ててしまった……)が2リンギ、リュウガンが1/2kgで3リンギ20セン、スターフルーツが1/2kgで1リンギ、ジャックフルーツ1kgで3リンギ60セン、バナナ2房(1kg)で1リンギ。ほんとうはどこでも1kg単位売りなのだけれど、「ストゥンガ! ストゥンガ!」(半分! 半分!)と言いまくっていたらみんな笑いながら1/2kgで売ってくれた。しめて11リンギ70セン(約320円)。やっぱ市場は安いね!
ちょっと疲れたので水1本1リンギ、アイスマイロ(日本でいうミロ)1本2.6リンギ。
市場のはずれにもねこがいたので遊ぶ。
サンデーマーケット、また来てニャーン。
帰りは歩こうかなぁ、と思ったが、スマホの地図を見ると歩くにはきつそう、というかもう昼近くになっており暑い! (来るときに乗った運転手がいないことを確認して)タクシーに声をかけてみると、やはり20だという。バスはないかと聞くと、通りをはさんで向こう、というので大通りを二本またぐとバス停らしきものを発見。
しばし待っていると……。トヨタハイエースの乗り合いバスが来る。オープンエアフードコートの南側のバスだまりまでなんと1リンギ! タクシーがバスの20倍って、東京で言ったら4000円だよ!(錯乱)。
この後もタクシーの高さに納得行かない件が何度も。うーん、誰だよマレーシアのタクシーが安いとかいった奴は……。まぁバンコクとかサイゴンが基準になってる私も悪いんだろうけど……。