プノンペン市街散策①

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※このときのレートは、1ドル=113円=23千ドン=4070リエル程度です
※地図と旅程はこちらを参照。
※このページではクメール語フォントを使用しています。

 
今回泊まったのは、Agodaで予約した Sundance riverside という、ワットプノンとトンレサップ川の間、シソワットキー沿いにある1泊15ドルほどの小さなホテルである。1Fはプールバーになっていて、欧米人がまったりとビールを飲んでいた。

 
前回プノンペンに来たときは、ベトナムのアンザン省チャウドックから船だったため船着き場の近くの繁華街・130ストリートに泊まったのだが、少々盛り場から離れたほうがやはり安い。このあたりなら川沿いの公園も、ナイトマーケットもほど近い。

 
今回、ビザを買うこともあって資金は米ドルで用意していたのだが、ホテル代を前払いしようとした所、2枚の20ドル紙幣に小さな折り傷があるのを咎められ、受取を拒否されてしまった。カンボジア、こんなに厳しかったかな? こういう経験はミャンマーでしか今までなかった。パスポートは大使館に預けてある旨つたえて、コピーを提示する。

 
ホテルの部屋はそこそこ清潔で、まぁ値段なりといったところ。カンボジアではエアコン付きの安宿は、地方で12ドル、大都市で15ドルが相場である。時計を見ると14時半。涼しくなる夕方までゆっくり休むとする。


17時頃に夕食に出かける。トンレサップ川沿いを少し散歩。

 

乳海撹拌の像。

 

メコン川・トンレサップ川をクルーズするボート旅行の看板が出ていた。

 

艤装中のレストラン船だろうか?

 

前回2013年に来たときはここから上陸した。


ふらふらと歩いていると、ポン引き風の男に「あなた、日本人でしょ? エッチ! エッチ!」と日本語で声を掛けられる。しらっとベトナム語で「いや、私は日本人じゃなくてベトナム人ですよ」と返して立ち去ると、一瞬遅れて、「え!? あなた、いま日本語、わかったでしょ! ズルいよ!」と追いかけてきた。面白い😛


前回は初めての陸路(水路だけど)での国境超え、クメール語がほとんどわからない状況で、不安が強くあまりプノンペン市内は歩き回れていなかった。実質1日の滞在で、ホテルを出るとすぐにトゥクトゥクを借り切ってしまって、自由に行動できなかったというのもある。このため、中央市場に来るのも今回が初めてである。前回行った所といえば、トゥールスレン虐殺博物館と、キリングフィールドくらいである。そういえば王宮と王立博物館も、シアヌーク王の死後数日というタイミングだったので入れなかったのだ。

 

旧市場(ផ្សារចាស់:プサール・チャス)。観光地としても有名な新市場(ផ្សារធំថ្មី:プサール・タマイ)とは違い、完全にローカルな市場である。あちこち冷やかして、ベトナムで言うところの bánh khoai mì(キャッサバ芋と練乳で作ったおやきのようなもの)を一つだけ買った。

 
市場周辺をうろうろしたが、一人で夕食をとれるようなところがあまり見つからない。136ストリートのあたりをうろつくが、ここはすっかり風俗街のようになってしまっている。もう少し南下してようやくビールと庶民的な食事のできる店を見つける。

 

まるやき(クリックでモザイクなし画像にリンク)

 

結局無難なところで、ビールと牛肉チャーハン(ばーいちゃーさいっこー、で通じた)の夕食にした。

 
(続く)