Du lịch Việt Nam 2012/Aug/17 Part2 バイタクオヤジと雨宿り! 日本人発見!
この記事の前提条件は1日目パート1を参照ください。
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。
ものすごく浮いていたコルナゴのピストバイク
ビテクスコフィナンシャルタワー
サイゴンいち高い展望台「サイゴンスカイデッキ」を擁する(でも入場料が200,000ドンもする)ビテクスコフィナンシャルタワーの前を通り、トゥンドックタン通りをサイゴン川沿いに北東に進む。そこで噂に名高いバイクタクシー(モトバイともいう)に付きまとわれ、結局川べりの公園で花壇に座り世間話を。
天気が悪く、「川だー!」というような写真なし
噂に聞いていた通り、日本人観光客からの「この人に会えてよかった!たのしい観光ができた! 信用できる人です!」的な寄せ書きを見せ、信用させようとかかってくる。
もともとわたしはバイタクを使う気はなかったし(腰の調子がよくないし)、チョロン(中華街)は今日、年に一度のお祭りだからぜひ行くべきとの薦めに対し、「空港ではみんな”テンダラーイーチ、デンダラーイーチ”(ひとり10ドルだよ!)ばかりだし、バイタクはみんな”今日は特別なお祭りだ”って誰にでも言う。365日、毎日”今日だけ”のお祭りなんだろ」とからかってやったら本気で怒る(笑)。
あと日本の芸能界ネタで気を引くのは常套手段のようだが、私はテレビをみないのでよくわからなかった。しかし勉強しているんだなぁ。
結局、このバイタク男、Mr.タイからは彼を通じて10,000ドンのミネラルウォータを買っただけ。最初、彼が「水がなくなった」といって10,000ドンを見せびらかすようにして、屋台から1本水を買い、「おまえも1本いるだろう」と私にも10,000ドンで水を売ったのだ。
私は知ってる。この水は10,000ドンもしない(笑)
まぁこれで彼は、20,000ドンのうちいくらかをマージンで受け取れたのだろう。私も暇つぶしができてよかった。そのうちに雨が降ってきたので、「俺はこのバックパックにコンピュータが入ってる。雨はまずいからこれで」と別れ、サイゴン川沿いのオープンカフェへ。
白藤会
アイスコーヒー。現地風に言えばこれは Cà phê đá(カーフェーダー)
川沿いのBạch Đàng bếṇ(白藤会)なるカフェで、アイスコーヒー25,000ドン。ボディコンのねーちゃんがタバコを売り、店にたかって生活してそうなガイドマンがあれこれ話しかけてきて、約1時間の土砂降りの雨の中かなり楽しくできた。タバコ売りのボディコンねえちゃんは岡山に「研修労働」でいたことがあるらしく、片言の日本語を話したが、「もう昔の話。だから日本語ほとんどわすれちゃった」とのこと。岡山というと、服飾関係の工場かなにかだろうか……。
翌日聞いたところ、こんな悪天候はめずらしいとのこと
このあと、同じく雨宿りに来て向かいの席に座った男がどうも日本人顔なので話しかけてみる。案の定日本人で年齢も近く、旅の話題で盛り上がる。彼、S氏はハノイから鉄道で来たそうだ。名詞を交換し、帰国後もなんどかメールのやり取りをする仲になった。
雨上がり。地面はそこらじゅうに水たまりが。にしてもこのペンギンのゴミ箱、風情を害するにもほどがある。流行ってるみたいだったが……
雨がやんできたので、店員に「このあたりにドラッグストアはないか」と聞いてみたが、いまいち通じず。筆談と身振り手振りで説明したら、「ああ、ファーマシーのことか。ドラッグストアって言い方はここではしないよ」とのこと。他に「今日のうちにまた雨は降るか」聞いたり、ドラッグストアの大体の場所を案内してもらったり。S氏がコーヒー代金の支払いがまだだというので、「彼が支払いをしたいと言ってるぞ」と店員に説明し、精算実施。20,000ドン。アイスコーヒーのほうが高いのだなぁ。
少し高めのコーヒー代にはタバコ売りのねえちゃんとの会話代も入ってるのだろう。このカフェを出たあと、バイタクオヤジ2号である Mr.マイと出会う。チョロンと風俗にばかり連れて行きたがるので電話番号だけ聞いて、そこでお別れ。
サイゴン川ににらみを利かせるチャンフンダオ将軍像。うしろにメリン・ポイントタワー
日本で言えば「お台場」か。川に対峙する砲の群れ
荷の積み下ろしか、修理なのか。巨大な貨物船
カフェを出て、Mẽ Linh(メリン)地区をふらふら。川沿いもふらふら散策。サイゴン川周遊ボートのようなものがあれば乗ろうとしたが、乗り場が分からず。しかも、適当なチケットカウンターの前(あとで思うに、あれは2区への高速フェリーのりばだったのだ)でうろうろしていると、「俺の船にのれ、クルーズしてやるから」という怪しい男に付き纏われる。こちらも興味はあったので、「雨降ったらこまる。ちゃんと天蓋はついているのか」などと聞き、船の写真も見せてもらったが、結局は断った。
このあたりで、今日の目標は「安全な場所でATMを使いお金をおろすこと」「このまま歩いて市内をほぼ一周してホテルに戻ること」と決める。
超々高級ホテル マジェスティック
超高級ホテル ルネッサンス
ルネッサンスホテルで「客のフリ」をしてトイレを借りる。「小便? ここでしなよ」と謎の溝に案内される地元の店とは違い、閑静な通路の先にはキンキンに冷えたおしぼりが山と詰まれた、東京都内のホテルでも滅多に、と思うような豪勢なお手洗いが鎮座されていた。
メリン・ポイント・タワー
安心のブランド、ANZバンク
また、この近くの「メリン・ポイントタワー」のANZバンクで2,000,000ドンをおろす(後日確認したレートは270。8079円か?)。現地参加ツアーの代金などにするためである。ちなみに手数料は40,000ドン……。
そのあとĐồng Khởi(ドンコイ)通りのTNKトラベルに顔を出し、社員のOさん(美少女)とちょいちょい世間話をしながらツアーの説明を聞くなど。今日は予約はしなかったが情報は有益だった。
そのままドンコイを北上。市民劇場、人民委員会などを眺めながら、非常に疲労がたまっていたのだけど、市博物館があったので1,5000ドンを支払い入場。その前にバイタクオヤジ2号に声をかけられたが、今回は完全に無視。
入り口がわかりづらいホーチミン市博物館。北東の角にチケットカウンターがあります
入場券
ベトナム戦争関係の遺物はあちこちに
場内では、バクダンパーティーで一緒したS氏と再会したが、すでにふらふらの状態で、挨拶をすこししただけ。見物もさっと20分程度で早々に見学を切り上げ、7,000ドンの水を買い(20,000ドン出してお釣りは12,500ドン。500ドン足りてない~)、ホテルまで歩く。が! 途中で力尽きタクシー。短距離なのでたいしてかからなかった記憶。額面不詳。そのままホテルへもどる。
1件のコメント
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どうも、S氏です。なんか人の旅行記に登場するなんてなかなかないので大変光栄です。
にしても、初海外でいろいろ貴重な経験、とうか腹痛とか熱とかサバイバル体験をされたんですね。無事に帰れて何よりです。
私は海外23か国訪問しましたが、一度も現地の病院にお世話になったことはありません。ある意味、貴重な体験ですよね。(体験したくないけど・・)