プノンペン市街散策②
2日目の朝はゆっくり起きて、8時過ぎにホテルの近くで朝食。バイッサイチュルーク(បាយសាច់ជ្រូក:豚ごはん)、カフェダッドッホータッコー(កាហ្វេទឹកដោះគោទឹកកក:アイスミルクコーヒー)を頼んで8000リエル(2ドル)。このくらいならベトナムのローカル価格とあまり変わらない。料理の注文とお金の計算くらいのクメール語はなんとか通じる。
まずは前回も訪問した、プノンペン市発祥の地・カンボジア全土のゼロキロポストにもなっているワット・プノン寺院へ。ここは外国人は入場料が必要である。地元民のふりをしてみようと、スタンドで買った中文の新聞を脇に挟んで入ってみたが、すぐに外国人だとバレてお金を取られた。
子ども、小さすぎませんかね。
ワット・プノンをそそくさと見てから、バスに乗ってあちこち行ってみることにする。プノンペン市バスの料金は均一1500リエル。リアルタイムのバス検索アプリを見つけたのでスマホに入れてみたが、これは動作も重く、情報も確かではなく、全く使い物にならなかった。
Cho Ray Hospital!プノンペンにもチョーライ病院(ホーチミン市の有名な病院)が? ベトナムのカンボジア進出はこの分野まで。おそるべし。
中央市場の食堂街から。遠くに見えるのはホーチミン市のビテクスコ証券ビルに似た建物。前回来たときはまだ建設中だった。
市場の食堂街では、日本のかき揚げとそっくりなものを見つけた。
これはマンゴーの木の若芽だそう。香味野菜として使うとか。
コオロギの炒めもの。ベトナム南部でも食べます。
再度バスに乗って市の北の方へ向かう。フランス領事館の前のロータリーでバスを降り、ロータリーを横切って次のバスのりばまで歩いていると、学校帰りらしい小学生の女の子たちが、ロータリーのど真ん中で(と言っても木陰だが)おしっこをしているのに行き当たってしまった。こまったなぁ、と思って立ち止まる。おしっこを終えたのを見計らって歩き出すと、女の子たちは奇声を上げながら一目散に走っていった。といっても私に危険を感じていたふうではなく、楽しげな様子であった。
本当はフランス領事館の角から、市の東北部にある中洲の島へのバスに乗りたかったのだがいつまで待ってもその方面へのバスが来ない。しかたなしにまた市の中心へのバスに乗る。
昼時だったのでまた中央市場に寄って(というかバスは市場にしか通じていないのだ)、昼食にイカの炒めものを頼んでみる。小イカ2匹で2.5ドルも取られてしまった。
市場に氷を搬入するシステムが面白かった。
(続く)