ベトナム旅行記5日目まとめ、メコン川について
この記事の前提条件は1日目パート1を参照ください。
※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。
5日目まとめ メコン川について
よくサイゴン市街・ドンコイ地区宿泊で「窓からメコン川がみえる……」のように書いている人がいますが、あれはサイゴン川であってメコン川ではありません。サイゴン川はベトナム・カンボジア国境のあたりを源流とする別の川です。
メコン川はベトナム語では Sông Cửu Longといい、直訳すれば「九龍川」です。日本の、古代「越」の国であった福井県にも「九頭龍川」があることを考えると、何かつながりがあるのでは、と思ってしまいますね。また、その Sông Cửu Longでも、カンボジア領内でふたつの流れに別れ、ミトーやベンチェーを流れるのが「前江」、カントーを流れるのは「後江」です。
写真のあちこちに写っていた、川の中の浮き草のようなものですが、帰国後調べたところあれはホテイアオイだそうです。日本でホテイアオイといえば、金魚鉢に浮くサイズですが、メコン川では小船なみの群生をみることもあります。もともと生命力が旺盛なうえに、どうも沿岸住民が豚の餌として育てているのが流れ出ているようです。水路に浮かべておけば勝手に育つので便利ではありますね。当初みたときは「椰子の実から芽が出たものだろうか」だとか」「マングローブの株分けか」などと思っていたのですが……。
2日目の移動経路はだいたいこんな感じかと思います。せっかく GPSロガーを持ってきていたのにデータ取れていなかった。
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