サイゴンからクアラルンプール経由、ミリまで

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※このときのレートは、1リンギ=27円=5850ドン程度です
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今回の旅行はマレーシアなので航空会社はもちろんエアアジア。クアラルンプールまで2時間、乗り換えに3時間(同一空港)、ミリまでまた2時間。夕方6時前にミリにつく計算である。

 

今回の乗り換えの空港はKLIA2。この空港はネット上の日本語情報で見るとやたら評判がいいのだが大いに疑問である。とにかく動線がわかりにくいのだ。今回もずいぶん迷ってしまった。あとで試しに英語で検索すると、「クソ空港」「迷子になった」みたいな話だらけで、ああやっぱり日本人の書くものはほとんアフィリエイト目当てなのだなあと気付かされる。

 
また、サテライトへの移動途中にあるSIM屋がなかなかのボッタクリで、ドル払いの場合は1ドル3.2リンギ(当日の正規レートより23%も安い!)というクソレートに気づかずに買ってしまった。返金や両替してのリンギ払いにも応じず、またそこは移動通路のため、戻って両替してくる、先に進んで両替して戻る、いずれも不可であった。絶対にここでSIMを買ってはいけない。

 

ちょうど昼時をKLIA2で過ごすことになったので、まずはナシレマをいただく。21.1リンギ。飲み物2.35リンギ。基本的にわたしはマレーシア料理は好きである。味の濃さが日本人向けではないだろうかと思う。

 


ミリ空港に到着したのはほぼ定刻通り。クチン空港も小さかったが、このミリ空港もなかなかの小ささ。飛行機からターミナルまでも徒歩である。サラワク州はマレーシア連邦の中でも高度な自治権を持っており、パスポートコントロールもここで行われるので、パスポートのスタンプは KL International と Miri Sarawakの2つになる。

 
到着したばかりのときは、どの国でも緊張してしまってよくない。とりあえずATMでお金をおろしたりしながら……。

 

スタバを決めておく。17リンギもした。日本人と見破られ、Arigatouなどと書かれる。

 

空港から街までは、クチン同様に「バスがあるようでない」状態。結局ふつうにタクシーをひろって、予約していたホテルまで向かうことにする。タクシー代は25リンギ。

 
今回泊まったホテルは、Jaran Setia Raja通りにある Yewというミニホテル。名前からして中華系であろう。太めの娘がデスクをつとめ、非常にわかりにくい英語で鍵の預り賃と観光税がどうのこうの言われ、言われるままにお金を差し出す。大丈夫だろうか。

 
部屋で少し休んで熱ざましの薬を飲み、とりあえず夕飯に出かける。デスクの娘に聞いた方面に足を向ける。Jaran Brook通りの前によさげなフードコートがあったが、マレー系のようである。ビールを飲みたかったのでそこは無視して、Jaran Gardeniaに向かう。

 


中華系の店「成記(SENG KEE)」に入ってみる。なかなかよさげ。


とりあえずビールを頼み、メニューを眺める。うーん、たくさんの漢字にうっとり。

 

 
咕噜肉飯(酢豚)にしました。ビール大瓶11リンギ、酢豚7リンギ。イスラム国家なのでビールは高い。酢豚、う、う、うまい。

 

 
酔いざましに100plusを飲んでしばしまったり。マレーシアに来てこれを飲まないわけにはいかない。

 

コンビニで水とお菓子を買ってぶらぶらとホテルにもどる途中にあやしい安宿。出稼ぎ系中国人が泊まるのだろうか。

 
(続く)