2021年12月ロンアン省・タイニン省小旅行その③

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※このときのレートは、1ドル=23千ドン程度です
※この旅行記のインデックスと地図はこちら

 


集落から遺跡まではほんの5kmほど。というかさっきすでに前を通過していたが、この看板には気づかなかった。 di tích lịch sử văn hóa Tháp Bình Thạnh (歴史文化史跡 ビンタイン塔)とある。
 


予想はしていたが、かなりこぢんまりとした史跡である。バイクで乗り入れて、利用案内の看板を眺め、「史跡にはバイクで入らないこと」の文字を認めてからその周辺に駐輪した。係員のおっさんが2名ほどいたが、あまりこちらには興味を示していない模様。
 


案内を見ると、「8世紀から9世紀のオケオ文化に属する塔で、10世紀のはじめごろまで Chót Mạtの塔とともに栄えた……」というようなことが書いてある。 Chót Mạtの塔とはなんぞやと調べてみると、ここから更に北に60kmほどの位置にあるらしい。うーん、一泊旅行だったらこのまま行くのだが、ちょっと遠すぎる。また今度にしましょう。この塔は高さ10.2m、底部は5.5m四方だとのこと。
 


この角度から見た感じだと、全体の5割近くは近年の復元部分のよう。
 


裏のほうがまだ当初の姿(?)が残っているようです。
 


もともとここには3本の塔があったようで、復元されているのは南塔だとのこと。北塔と中央塔は1994年に痕跡が発見されたとのことで、これが中央塔の痕跡かな? 現地には詳しい案内板などはなく、さきほどの碑文ひとつのみ。
 


レリーフなんかもほとんどは復元物のよう。
 


塔の中は定期的にお供えがされているようでした。
 


苔むした姿をもう一枚。
 


きれいな花。
 


周辺の田んぼも美しゅうございました。
 


 

10分ほど参観して帰路につく。素直に街道を北上してモクバイ国境近くに出てしまおうかと思ったが、もう少し欲を出して工事中のひどい道を東進。
 


鷺の群れなどが見れました。
 

地図にある渡し場に向かってみたところ、船がつく場所にバリケードのように材木が積み重ねられており、徒歩でしかアクセスできないようになっていた。近くで釣具をいじっていた男に「バイクは行けないのか?」と聞くと、「そこの案内板を右折すればいい」というので、案内に従って農村の道をすすむ。
 


なかなか古風な農家を発見。家の前に池があり、池の上にトイレがしつらえてあり、池でアヒルや魚を飼ってくらしているよう。ホーチミン市からほんの2時間弱の場所にも、まだこんな生活が残っているのだなあ。
 


渡し船は7千ドン。
 


ヴァンコードン川の対岸に渡ると工業団地があり、ここからは随分いい道になっていた。あ、第一野戦病院、ここにあるのか。しばらくいくと見慣れた22号線の交差点にたどり着く。ここからホーチミン市区部の北の玄関であるアンスォン交差点までは直通36km。結局本日の走行距離は155kmほどでした。
 


さすがにドロだらけになったので翌日は洗車に……。

(終)