2026年7月の読書記録

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公私ともに忙しくろくに読めてませんが、ひとまず記録。7月はノンフィクション3冊、フィクション2冊で合計5冊。まんが9冊を加えて14冊でした。

 

ノンフィクション(3冊)

📔 『アフリカで誕生した人類が日本人になるまで』/溝口優司/SB新書
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タイトル通りの人類史もの。ミトコンドリアDNAの話とかY遺伝子のクロスオーバーの話とか、遺伝学面で知らなかったことが結構あった。自民党政治家やその支持者の間では「ナントカ天皇のY遺伝子」だのといった益体もない話があふれてるが、Y遺伝子もクロスオーバーで変異する部分があるので遺伝的正当性は母系のほうがあるんじゃ、とおもいつつ、ミトコンドリアDNAは変異しやすいらしので結局遺伝子的正当性なんぞゴミである。あと「唇は(女性)生殖器、乳房は臀部の擬態」という話も面白かった。直立二本足歩行によって見えづらくなった陰部・臀部を補ったという説。


 

📔『植物に死はあるのか 生命の不思議を巡る1週間』/稲垣栄洋/SB新書
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生物学教授が謎の学生から定期的に送られるシンプルな質問メールをもとに「生命とは何か」を考えていく、そしてどんどんわからなくなっていくという趣旨の本。植物の幹の成長方法について初めて知った。


 

📔『戦国の群像』/小和田哲夫/学研新書
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戦国時代における、武士だけでなく様々な階層の人々についての解説書。名手加地子得分が年貢に組み込まれ貫高制になったことが「一職支配」を生んだと言う話、今川義元が桶狭間の戦いで輿に乗っていたとしたらそれは懈怠ではなく「威を示そうとした」のだろうという話、京の公家の地方下りの話(大内の山口、今川の駿府、朝倉の一乗谷が三大文化地)などなど面白かった。イエズス会が日本に布教しようとした理由の1つに「イスラムの影響が届いていなかったから」とあったが、なぜイスラムは日本・ベトナム・朝鮮には影響を及ぼさなかったのか気になる。

 

フィクション(2冊)

📔『プラ・バロック』『エコイック・メモリ』/結城充考/光文社文庫
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警察モノミステリ。登場人物の名が、作品内部で名刺や書き文字での表現が出るまでずっとカタカナ表記であるとか、描写法が新しく感じた。作品のために登場人物がいるのではなく、登場人物の生活を作品という窓から覗き見してるだけなのだ、というような雰囲気。面白かった。3部作の3冊めは来月に回します。


 

 

まんが(9冊)

📔『ビジャの女王』(1-9巻)/森秀樹/SPコミックス

時は13世紀、いまのイラン南部。砂漠のオアシス国家ビジャはモンゴルの軍勢の前に陥落しようとしてた。降伏しても待っているのは強奪と強姦。バグダードに滞在中の父王に変わり国を守る王女オッドは、古代中国の墨家の教えを伝えるものがインドにあるとの噂に賭け、救援を乞うた− という劇画。いや、これはすごい。めっちゃ面白い。一気読みしてしまった。買わないけど。


 

年間累計

ノン
フィクション
フィクション 非まんが計 まんが 月の総計
2026Jul 3 2 5 9 14
2026Jun 3 7 10 3 13
2026May 6 6 12 1 13
2026Apr 5 5 10 3 13
2026Mar 12 3 15 2 17
2026FEB 6 8 14 7 21
2026JAN 3 8 11 3 14
2026ALL 38 39 77 28 105
2025ALL 68 90 158 84 242