ベトナムにはどんなバイクが走っているのか(ホンダMT篇)

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親記事はこちらです。今回はホンダのMT車を販売ターゲット別に紹介していきます。

 

伝説のバイク

DreamII

出現率
高級感
現行車ではないがこれを紹介しないわけには行かない。それがホンダの「ドリーム」とその後継の「ドリームII」。もともとはタイで生産されていたもので、貧しかった80年代後半~90年代前半のベトナムで、みんなが「いつかはドリーム」と憧れたバイク。それまでのカブというものはあくまでも1人乗りで、鉄製のキャリアを後席に変える改造もできたが、それでもせいぜい「2人乗り」だった。ところがこのドリームはロングシートを採用したことで、お父さんとお母さんと子供2~3人、家族みんなで一緒に座って移動することができたのである。まさにこれが「バイク社会東南アジア」を生んだと言っても過言ではない。いまでもこれを大切に修理しながら乗っている人もいる。写真はニュースサイト「Vietnam net」より。なんと使用14年の中古車なのにオークションサイトで120百万ドン(72万円)の値をつけたという記事から借用しました。

 

お父さんバイク

Future

(※写真は公式サイトより)

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「Future」も歴史あるバイク。現行型は125ccの「Future 125Fi」。MTのフラッグシップモデルといってもよい機種で、現行車の中では「これより下のクラスは、いい歳したお父さんが乗るのはちょっとショボいのでは」と言える。価格は30百万ドンから、スペシャル・エディションでも32百万ドンと、廉価なMT車の中ではそこそこの値段。私もこの2018年版にもう7年乗っている。コスパ的には最高の機種では。

 

実用バイク

Cub C125

(※写真は公式サイトより)

出現率
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これが現在ベトナムで現行販売されている唯一本物の「カブ」。デザイン的には「いかにも古ぼったいカブ」だが、定価で87百万ドン。ふつうに Futureが3台近く買える、隠れた「高級車」。

 

微妙な位置づけ

Blade

(※写真は公式サイトより)

出現率
高級感
標準版で18.9百万より。次に紹介する「WAVE」より若干高いが特徴もあまりない、エンジンサイズも同じという微妙な位置のバイク。そろそろ廃盤にしてもいいのでは。

 

WAVEシリーズ(若造バイク)

Wave α

(※写真は公式サイトより)

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ホンダのMT廉価車「WAVE」(越発音:ワッブ)。現行で2シリーズあるうちのベーシックな機種がこの「アルファ」。このクラスでは最小にして標準である110ccエンジンを積み、標準仕様だと17.8百万ドンと、50ccを除けば一番安いクラスのバイク。田舎の工場労働者でも月収3ヶ月分で買える。現在はクラシックバージョンも売られている。

 Wave RSX

(※写真は公式サイトより)

出現率
高級感
「WAVE」のちょっとスポーティーなバージョンがこの「RSX」。ちょっとカッコつけたいがカネのない若者が乗ってる感じか。価格は22百万ドンほどと「アルファ」よりは高め。

 Wave S
出現率
高級感
現行機種ではないが紹介。「WAVE」のちょっと大人向けがこの「S」。これならいい歳のオッサンが乗っててもまぁ恥ずかしくない機種かなあ。写真はなし。

 

カワイイバイク

Little Cub

出現率
高級感
現行機種ではないどころか、日本からの輸入車だが一応紹介。記念モデルとして2008年、2017年に発売された50ccバイク。デザイン的にかわいくまたおしゃれで、愛好家が多数いるようです。写真はニュースサイト「VN Express」の、「2017年の日本車がSHと同じ価格(80百万ドン)」という記事より。

 

大衆むけハンドクラッチ車

Winner

(※写真は公式サイトより)

出現率
高級感
本機種は、世間的には親記事で紹介した「xe moto」にあたる。つまり本来は紹介する対象ではないのだが、街でも結構見かけるので紹介することにした。Yamahaにも本機種の対抗車があるし。150ccエンジンを積んでいるそこそこ高いバイク(51百万ドンほど)。「スポーツ車」っぽいカテゴリーで、レーサーレプリカのようなカウルを装備しているが、ライディングポジションとハンドル部分はあきらかに「カブ」「スクーター」という半端な機種。「左手でクラッチ操作をする本格バイク」に乗りたいが、本物のスポーツ車を買うほどのお金はないという男性に人気があるのか。フロントカウルからニョキっと生えたハンドル部分が恥ずかしいので、わたしは乗りたいとは思わない。