クチン国際空港・サラワク川の夜

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※この旅行記は帰国後に書いたものです。ブログの投稿日時を旅行当日に合せています。 1リンギは約28円くらいかな。

 

飛行機(エアバスA320だったか)は定刻どおり1時間半ほどでボルネオ島・サラワク州クチン国際空港へ。搭乗はボーダリングブリッジだったが降機は階段タラップだった。

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サラワク州はマレーシア連邦のなかでも高度な自治権を有しているだけあって独自のイミグレあり。入国スタンプの期限は本土と同じく90日でした。うーん、これって半島とサラワク州行き来すればずっとマレーシア滞在できるってことかな?(サラワク州から本土に戻るときは入国スタンプは押されませんでしたので、だめでしょう)

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クチン空港は小さいけれどもいい雰囲気。空港内のマッサージチェアで1リンギのマッサージ3回。機械にうまくお札がはいらなくて、近くでぷらぷらしてたおっちゃんに助けてもらった。「サヤ オラン ジャプン」(私は日本人です)といったら、日立のHDD工場のある町のせいか、インダストリッ? エレクトロニッ? ときかれたれど、わたしは無職です……。

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空港の喫茶店でホワイト・コピ(白コーヒー)4.9リンギ。

 

空港から市街まではバスがあるという話だったのだけれど、待てども待てども来ない。テクシ(タクシー)だと26リンギかかるというので、空港でテクシのシェア相手を探したりしたのだけれど、結局あきらめてホテルの住所を告げテクシに乗車。30分ほど走ってジャラン・メインバザール(そういう名前の通りです)にあるホテル、クチン・ウォーターフロントロッジに到着。部屋は2Fの窓なし(共用スペースとしてバルコニーあり)で一泊約3,442円。このホテルは個室のほかにドミもあり簡単な朝食つき。実はドミありのホテルはほぼ初めて? だったのでちょっと他の旅行者との交流など期待していたりする。

 

荷物を改め、ホテルの支配人風のおじさんに安い食事のできるところを聞くと、さっそくサラワク川沿いを散歩。お月様がきれい。

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さすがにマレーシアは永くいるつもりなのでガイドブックなど持ってきていました。旧市街川沿いのジャラン・メインバザールからは西に向かってしばらくいったところにホーカーセンターあり。なかなかにぎやか。

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迷った挙句、陽気なオバチャンの中華屋台で海鮮料理。店頭に並んだ魚を指差し、マレー語で「イカン ククス」(魚 蒸す)、空芯菜がつるしてあったので中国語で「チャオ コンシンツァイ」(空芯菜炒め)、同じく中国語で「ミー ファン」(米飯)、英語でビア(びいる)と頼む。

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魚おいしい。中華醤油のこってりしたのに合ってる感じ。空芯菜はこんなににんにくいっぱい入れて炒めるものなんだなぁ。

お会計はマレー語で「マァフ! カカッ!」(おねえさんすみません)とテーブル係のお姉さんを呼び、「ブラパリンギ?」(いくらですか?)と聞けば、ラオバンニャン(おかみさん)がやってきて Twenty twoと英語で。25リンギを渡すと「さんりんぎ」と日本語でお釣りを返してきた。う~ん(笑

 

東南アジアにはよく痛車があります。たいてい日本かぶれの金持ちのぼんぼん息子が所有者です。バンコクの某海軍少尉君みたいなねーっ。

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遠くにムスリムのアザーンを聞きながら(ラマダンの最中だったのです)川沿いをぷらぷらし、ホテルで飲む用の水を500ml2本で2リンギ。ジューススタンドで100plusにチョコアイスをフロートしてもらって3.5リンギ。にぎやかそうだったので何かと思ったら地元の若者グループが音楽をやっていた。そういえば土曜の夜だ。

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ほにゃにゃにゃやや さや おらん おらん、 さや おらん おらん。 「俺達人間じゃん!」みたいな歌詞のよう。

 

ホテルの近くの屋台でプラスチックバッグに入ったりんごのようなカットフルーツが2リンギ。塩唐辛子をつけてもらったら「わかってるじゃねーか!」みたいにうれしそうにする売り子の親父。ホテルのロビーでしばし休憩。ドイツから来ているというねえちゃんにりんごを1切れシェア。しかしねえちゃんはネットに夢中であまり交流なし。むぅ。

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この日の使用金額はホテル3,442円(日本で予約)、フライト4,945円(日本で予約)、そのほか114リンギ。合計日本円で12,824円。まぁ空飛んできたしね。

 

指差し会話帳は本当に便利です。どの国でも必携!