ふと気がつけば、IIJmioで使っている SonyMobile Xperia GOが買ってからもう2年を超えていた。発売日は2012年5月頃のようだから、そこから数えればもう3年。

メモリ512MB・CPU 1GHZデュアルコアではもはや限界、またこの機種では8GBの内部フラッシュストレージが「システム領域（おそらく2GB強）」「機器メモリ（1.97GB）」「内部ストレージ（4GB）」と分けられており、機器メモリが残り少なくなると内部ストレージがいくら開いていても新しいアプリがインストールできないという仕様になっている。当初はそれがうまく理解できず（だってストレージをメモリなんて呼ぶんだもん）苦労したこともあったし、近頃では出かける前に「あ、このアプリ入れてから出よう」→「入らない」→「あれこれいじる」→気がつけば1時間経過、バッテリー残量も30％は減……なんということもあったりしてイライラの元になっていた。肝心の防水性能も以前分解した時に接着剤固定のネジ受けが飛んでしまいほぼ無効になっている。

前回は海外の販売店価格とAmazon国内価格にほとんど差がなく、お金にもそう困っていなかったのでAmazonで買ったのだけれど今回は事情が違う。海外スマホ通販の2大サイトである Expansysと 1shopmobileでいろいろ物色し、LTE対応でCPU1.5GHzクアッドコア、画面はQHDで4.7インチの Xperia E4gを買うことにした。特に速度は求めないのでLTE非対応機種のE4とも比べてみたが、E4gのほうが画面が0.3インチ小さく（大きすぎるのは嫌いなので）CPUは0.3GHZ速い。20ドル高いがE4gに軍配があがった。海外のニュースサイトでも「E4gはわずか2週間でE4を完全にお払い箱にした」なんていう記事もあったりした。

他にはASUSのZenFone2Laser(expansysで送料入れて25,000円ほど)、同じくZenFone5 A501CG(1shopmobileで送料入れて165ドル）、ソニーであれば防水のXperia M2 Aqua(expansysで送料入れて24,000円ほど)なんかも候補だったが主に金額面で見合わなかった。

 
 
以下、品物が届くまでの時系列。

9/29(火)　14:00
1shopmobileに注文。米アマゾンのアカウントからクレジットカードで支払い（本体129ドル、送料30ドル）。すぐに Amazon Paymentsと 1shopmobileから注文受付メールがくる。

9/30(水)　17:07
Amazon Paymentsより発送メールが届く。すでにヤマト運輸の追跡番号がついており、しばらくして確認すると発送予定時刻も書かれている。どうも1shopmobileは毎夕発送のようで、昨日14時の注文は当日発送に間に合わなかったのだろう。買うと決めたらすぐ欲しい人は午前中早い時間に注文すべきかと。

9/30(水)　20:00
海外発送時間がすでに明記されているので、ふと思い立って香港国際空港のサイトで02:55発のカーゴ便を調べてみると……。

NCA(日本貨物航空)のKZ202便の模様。KZ202でぐぐってみると……

成田につくのは朝の7:55だそうな。さらにFlight Lader24で調べると、この便はそう遅れもしないようです。

10/1(木)　4:00
なにげにこの日は眠れなく、香港時間2:55すぎまで起きてしまっていると、出航準備くらいまでがリアルタイム地図で見られました。

10/1(木)　19:00
今日はまだ届かないかな、と思いつつ配送状況を確認すると羽田ゲートを通過したのが16:44。おそらく成田からコンテナのまま羽田に運んで、そこから全国に発送するのでしょう。成田～税関～羽田の間のタイムラグは成田空港のある千葉県民だろうが沖縄県民だろうが関係なさそう。羽田通過が17時近いと、都心でも当日配達は無理ですね。

10/2(金)　09:00
配達完了。税金等はかからないと踏んでいたが、関税が無料なだけで、諸税6.8％（なにそれ）と消費税188円で合計800円かかってしまった。諸税の課税対象額12,001円というのはどういう計算だろう。（本体＋送料）*0.6くらいに見えますが……。

というわけで、注文から到着までの時間は2日と19時間ほど。注文があと2～4時間くらい早ければまる2日くらいで届いていたと思います。航空便に関しては、おそらく香港ヤマトが契約している小荷物用の機材がHKG02:55発のこの便であること（他にもあるかもしれないけど、1shopmobileの荷が載るのはこれだけでしょう）、配達先が都内でも、成田から羽田に一度運ぶ関係上1日のリードタイムが必要なことなどがわかりました。これから買う人のご参考までに。