2021年12月ロンアン省・タイニン省小旅行その②

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※このときのレートは、1ドル=23千ドン程度です
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国境から戻るあたりでバイクのオドメーターがゾロ目を達成。1年と10ヶ月で6666kmかー。しかしすごい砂埃である。
 

本来曲がるはずだった三叉路まで戻り、タイニン省に向かって北上を開始。しかし工事中でひどい道である。むかしのフーコック島を思い出す。このあたりもすでにカンボジアやフーコックのような赤土の大地である。
 


カンボジア国境がぐっとベトナムに迫っている地点に差し掛かる。
 


ここには国境地帯を示す看板が。近くには2つの国境警備隊基地があった。
 

ここまでで走行距離90km、時間にして3時間。さすがに疲れてきて視界がおかしくなってきた。もともと私は左目が弱くて疲労がたまると左右の視点がうまく合わなくなってくるのである。目的の史跡の最寄りであるタイニン省チャンバン県ビンタイン村ビンホア集落に入って昼休憩とする。街道沿いの飯屋で thịt kho trứng(豚肉とアヒル卵のココナツジュース煮込み)を頼んで25千ドン。


ゆっくり時間をかけて食べてから、集落の奥の方に入ってゆき、ハンモックカフェでコーヒーを頼んで1時間半ほど休憩をとった。暑い中だが扇風機の風で15分くらい寝た。起きたら店のおばさんが韓国人か?と聞いてくる。日本人だと言ったら姪っ子が日本で働いているとか。日本のどこだと聞くと、カワ、カワシャ……というので、「カワサキか」と聞くとそうだという。そこからは何しにここに来た、仕事は? 奥さんは? 子供は、と質問攻め。方言はキツイがまぁ会話はできる。

cà phê sữa đá (アイスミルクコーヒー)とハンモック代15千ドン。トイレも借りて、ようやく目的地の遺跡に向かって出発……。

(次回に続く)