2月8日午前:日曜なので1日教会で(前編)

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※この記事は旅行から帰った後に書いています。1万ドンは約56円でした。
※地図はこちらを参照。
 

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今日も朝食は精進フーティウ屋。サイドディッシュに春巻きとワンタン的なものを追加(これも精進料理のはずだ)で合計20,000ドン。前日の夕方に見つけて、門前の飯屋の女将に礼拝時間を尋ねておいたキリスト教会に向かう。ベトナムでは圧倒的にカトリックのほうが教勢が強く、プロテスタント教会は始めての訪問になる。

なお、旅先でキリスト教会に行く場合は基本的にカトリックをおすすめする。カトリックは基本的に全世界統一組織だが、プロテスタントはバラバラだ。カルト教団にあたる可能性は後者のほうが圧倒的に高い。ベトナムのように宗教が国家管理になっている国ではそう気にすることではないが。
 

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礼拝は8時からだと聞いていたので、門前のカフェで7,000ドンのコーヒーを飲んで時間調整したのだが、館内の予定表(写真右)を見ると、Chúa Nhật(主日)は7時半から祈祷(求願:Cầu Nguyện)、8時から聖書学習(Học Kinh Thánh)の時間、9時からが礼拝(Thờ Phương Chung)であった。Thủy Aùさんという女性の方にベトナム語聖書とベトナム語賛美歌集を見せてもらい、この日のお題目の創世記39章、コリント人への手紙Iの6章などを交読(パートに分かれて交互に読むこと)したりする。大まかには日本の標準的な教会と変わらないようだ。社会主義国だけあって若干左寄りで、奏楽の明るい感じであったが、それはむしろ好みだった。
 



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礼拝の参加者は100名弱であったか。空いた時間に子供たちの教会学校も覗いてみる。
 
 

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礼拝が終わって、美しいアオザイ女性に惹かれてふらふらと青年生活会(Sinh họat Thanh niên)に入ろうとした所、牧師にガッ!と肩を掴まれ年齢を聞かれる。とっさに嘘はつけず(教会内で嘘をつくというのも問題だ)、正直に年齢をいうと、「じゃあ中年生活会(Sinh họat Trung niên)だよ!」というようなことを言われ中年会に引っ張られる。アオザイ少女から遠く離れ、おば様おじ様たちと卓を囲むことになってしまった。
 

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10時半からの中年会では、近頃出版されたらしい聖書物語の本が配られた。特にみなさん私に配るべきかどうか気にしていないようだったのでありがたく1冊頂く。タイトルは 101 Câu chuyện được yêu Thích Trong Kinh Thánh(聖書の中の、愛されてる101の物語)。この写真は見ての通り、「中風の人を癒す」の物語である。
 
 

この日午前中に使ったお金は48,000ドン。しまった、教会での献金額がバレた。